今週の八丈島 番外編(セブ島ツアー旅行記)
このページでは特にダイビングだけの話ではなく今回のツアーでおもしろかったことを中心に
我々の珍道中をおもしろおかしくご紹介いたします
その1 「オーシャンビューとモンキービュー」
我々が到着したときにはすでに男性軍はホテルのレストランでサンミゲールを
酌み交わし、今日撮ったばかりの水中ビデオを食い入るように見ていた。
チケットの都合で1日遅れで到着した私たちの部屋は121号室、と言っても2階の左角にあるのだが
すでに日がとっぷりと暮れていて周りの景色があまりよくわからない。
唯一見えるのが部屋のベランダから見えるモルディブの様な静かな水面とバンカーボートが浮かぶ所へ
まっすぐに200メートル以上は続く木製の桟橋、そして水面に映るヤシの木の陰と少し太さを増した
三ケ月であった。
このホテルのどの部屋もこのようなオーシャンビューのすてきな見晴らしと思ったのだが
我々はかなりラッキーであったのだ。
ほかの棟はあまり海が見えず、少し奥まったところに集中しているし、建物自体も一瞬コンクリート製で
綺麗に見えるのだが中をのぞいてみると病院に来たような錯覚を覚える。
少し殺風景で冷たい感じがする部屋であるが温水シャワーが出るだけありがたい。
もちろんテレビはないし、ソファーなども無い。
冷蔵庫があるので近代的だがかえってモーターの音がうるさい。
うるさいといえばエアコンの音がかなりひどくてなかなか寝つかれないほどであるらしい。
その部屋はドアを開けると目の前の道路を隔てたところになんとカニクイザルの親子が少し大きめのオリに
入れられている。
小猿はまだ幼く、金網のすき間からすり抜けて自由に表を歩き回っている。
風に揺れる葉っぱや人間に興味を示してすぐにじゃれつくのがとってもカワイイ!
手を出すとえさをもらえると思っているのか指に噛みついてくるが全く痛くはない。
手をよじ登る小猿の手の感触がプニプニしていてとっても気持ちいい。
男性軍いわく我々の部屋はモンキービューであると自慢していた。
しかしその目の奥で我々の部屋をとっても羨んでいるのがよくわかる。
その夜ページワンを我々の部屋でやりながらみんなで爆笑した。