ウエイトとのつきあい方 そんなことは百も承知??本当にウエイトを理解していますか? |
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ガイドやインストラクターの方はもちろん一般のダイバーも必見です!! | |
いつもオーバーウエイトで潜っているあなた! 潜降がいつまでたってもうまくならないあなた!! ウエイトが腰に当たってアザができるのが心配なあなた!! 水中移動だけで息が切れてしまうあなた!! そうです!! 諸悪の根元はウエイトにあったのです!! これを聞けばウエイトとのうまいつきあい方ができるはず! ご用とお急ぎでないあなたチョットよってらっしゃい見てらっしゃい!! |
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1・オーバーウエイトで潜った時のデメリット(百害あって一利なし) | |
・潜降は落下ではない ウエイトに頼った潜降に慣れると重ければ重いほど楽に潜降?(落下)する事ができるが 移動するためにはBCにエアーを入れて中性浮力をとらなければならず、根を越えたり 浅場に移動するときには膨張したエアーをこまめに出す必要があり、間に合わなければ 急浮上する原因になるので危険である。 又、急激な落下は耳抜きが間に合わず場合によっては鼓膜に重大な損傷を与える原因にもなる。 |
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・中性浮力はBCで補っている もし、何らかのトラブルがあってBCにエアーを入れられなかった場合水底で重すぎることによって 移動や浮上がフィンキックでできない事が予想される。 キック力の弱い初心者や女性では肺の中の空気では間に合わずにBCにエアーを入れることによって 何とか中性浮力を保っているのでいつでも空気を出し入れできる技術が身に付いていないととっさの時に 間に合わず危険である。 潜降するときも中性浮力を保ってゆっくり潜降するダイバーは非常に少ない。 |
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・エアーが早く無くなるわけ BCに吸気すると体積が増えて抵抗が増し、おまけに体が水平に保たれずさらに抵抗が増すことによって フィンキックがつらくなり、結果体力の消耗が起こり呼吸が乱れエアーの消費が増えるのです。 呼吸が速くなることと、頻繁にBCに吸気する事によって無駄な空気を使うことになり早く上がらなければならず 楽しむどころではない。 |
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・浮上する時にフィンキックであがれない 浮上するときはBCの空気を抜きながら上がらなければならないがその時、排出の量を間違えると 一気にエアーが出てしまい、オーバーウエイトの為いくらフィンキックしても浮上できないと言うことが起こる。 問題は、給排気の技術の未熟さだけではなく、オーバーウエイトであることの方がとても問題である。 インフレーターホースの排気口を下に向けホースの付け根と水平に持ながら排気ボタンを押しっぱなしにして 浮上すると膨張した分の空気が排出され常に中性浮力を保ちながら楽にフィンキックで上がることができるのだが 非常に難しい技術であるので習得にはかなりの時間が必要である。 |
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・水面で浮いていられない 水面ではBCに空気を入れて休息するが8割以上のダイバーは無意識にフィンキックをしている。 これはなぜなのだろうか? 腰に重いウエイトが巻いてあると体が沈もうとするが逆にBCが膨らんで肩や脇から押し上げられるようにして 体が浮こうとする。 こうなると頭は水面ギリギリのところで浮き沈みして頭全体を水面に出そうとして思わず フィンキックをじ続けるる羽目になる。 人間は頭が水没していると無意識にあげようとするらしく、スノーケル呼吸に慣れていないと無駄な体力を 消耗する結果になってしまうのだ。 |
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2・それでもウエイトは必要である!(適正ウエイトで潜ろう) | |
・自分の適正浮力を知る アルミタンクの時には適正ウエイトよりも1/Kg重くして潜ってください。 100気圧以下になると浮力が増して軽くなるため |
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・ウエイトがなければ潜れない そうです!ウエイトがないと潜れないことがおかしいと思いませんか? あんなに重い器材を背負ってさらに重い鉛を腰に巻くなんて・・・ とっても理不尽ですよね!!! でも今のシステムではウエイトは必要なのです。 後は気力と根性でウエイトが無くても潜れるようにトレーニングを積むしかありません。 |
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・深場ではウエットスーツの浮力低下分だけBCにエアーを入れて補う うえっとスーツが圧縮されて浮力が低下して分だけBCにエアーを補うことを考えれば 自ずと適正ウエイトになってくるであろう。 しかし、一気にそこまで行くわけではなく、1998/Kgずつウエイトを減らしていくことが 一番の近道なのである。 焦らず急がずゆっくりと徐々にウエイトの量を減らしていきましょう!!! |
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・中性浮力を保ちながらの浮上 先ほども書いたように適正ウエイトでさえあればさほど浮上の際につらい思いをすることはありません。 減圧を考え、ゆっくりと浮上するためには肺の空気のコントロールも大事なのです。 |
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・流れのあるところや浅場では1kg重くしよう あと1kgあれば浮かなかったのに! と思ったことはありませんか? 浮くと言うことはみなさん恥ずかしいと勘違いしている方も多い異様ですが 決してそんなことはありません。 むしろ浮いてしまうことによって、水を飲んだり、ボートにひかれたりすることの方が怖いのです。 また、浮いてしまうことによって流れてしまったりもします。 本当にウエイトって大事ですよね!!! |
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3・ウエイトポーチを使おう!! | |
・ガイドとゲストでお互いにウエイトをやりとりする ウエイトポーチはものすごく便利なグッズです。 1kgや2kgの鉛は余裕で入るし、ソフトウエイトなら腰に痛みがありません。 また、水中でウエイトがほしいときにBCのポケットに入れるよりはウエイトポーチの方が 体が安定します。 BCのポケットは長時間入れているとメッシュが傷み穴があいてしまうのです。 ガイドやインストラクターは何かの時にとウエイトを多めに持ち歩いているものです。 浅場に帰ってきて軽くなっていたらリーダーからウエイトをもらうのにウエイトポーチがあると とても便利です。 |
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・初心者にはお勧めします どうしても潜降ができなかったりするダイバーは(講習でできていなければおかしいのだが・・・) 仕方なくウエイトを多く持っていくことになりますが、水中では必ずオーバーウエイトで沈んでしまいます。 潜降の時だけウエイトを使うことを考えるとウエイトポーチを2つくらいつけていれば間違いなく 誰かにスムーズに渡すことができると思います。 |
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・スタッフや講習のトレーニングにも最適 そんなわけでインストラクターの方ならとっくにやっていたりする講習方法の一つですが ウエイトポーチを是非生徒にも持たせて工夫しながらやってみてください。 また、スタッフをいじめるときにもおもしろう使い方があります。 |
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・とっさの時に使えるグッズ ダイバーが急浮上して起こす潜水事故は少ないけれど後を絶ちません。 もし、自分のバディーがあるいはお客さんが目の前で急浮上してしまったら・・・・・・・・・・・・ こんな時さっと取り出せて素早く装着できるウエイトポーチはもはや3点セットのうちの一つですよね!! |
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4・マイウエイトの時代 | |
・バックルとベルトは自分用を・・・・・ 小さい女性やお腹の出てしまったダイバーには現地のサービスでも 対応できないようなウエイトベルトの長さが問題になることがあります。 また、レンタル品はバックルに問題があることが多く、信用性も低いことが多いです。 全てのサービスがそこまで考えてきちんとしたウエイトを提供してくれればいいのですが そうも行かない今のダイビング業界の現状があることは否定できません。 是非、マイウエイとベルトとウエイトポーチを持つようにしてください。 3点セットの次に買うのはウエットスーツではなくマイウエイとベルトなのです。 |
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・ソフトウエイトはダイバーにやさしい 鉛が腰に当たると歩いたときにズキズキと痛み、お風呂で見たら青あざが・・・・・ なんてことありませんか? 足にウエイトが落ちて爪が割れたとか、よく車の後ろでドアを開けたときに見る光景です。 もし、それがソフトウエイトだったら・・・・・・・・・そうです!!それなんです!!! 落としても変形しないし痛くない。腰に当たってもアザにならない優れものがソフトウエイトなのです。 |
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・純度の高い鉛と不純物の多い鉛 シーズンが終わってつぶれた鉛を再度溶かして作るウエイトは不純物を取り除くことができずに さらに柔らかいウエイトを作る結果となってしまいます。 鉛もインゴットで仕入れて合金加工したものであれば非常に強くなるのです。 チョット落としたぐらいでは変形しにくいきれいなウエイトを作るメーカーはごくわずかです。 ソフトウエイトを含めてダイバーのためにいろいろと考えながら鉛を作っているメーカーが あることをみなさんに知っていただきたいと思います。 個人的には純金のウエイトを作って潜ってみたいと言う夢があるのですが、おそらく一生 かなえられそうにありません。 年末ジャンボでも当たらなければチョット無理みたいですね!!!! |
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・ベルト穴は詰まっていませんか? レンタルで借りたウエイトがベルト穴が詰まっていて通らない・・・・・・・・・ 結構見る光景です。 扱いが雑だとみんなウエイトを放り投げて鉛が変形してしまうのです。 元に戻すにはもう一度溶かして型に流し込み作り直さなければ簡単には直りません。 つぶれたウエイトでもウエイトポーチなら関係ありません。 |
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ウエイトは絶対に必要な器材であるが、オーバーウエイトだと楽しみより苦しみの方が多いので 自分の適正浮力を知り、便利なグッズ(ウエイトポーチやソフトウエイト)を活用してマイウエイトベルトを持つことで 楽で楽しいダイビングをしよう!! |
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