八丈島の潜り方
八丈島で初めてダイビングをする方にアドバイスです。交通手段、宿泊手配、ダイビングサービスの選び方、ビーチダイビング、ボートダイビングなど海と陸で八丈島を十二分に楽しむためには多くの情報が必要です。お役に立つ情報が見つかるかな〜?
チケットの入手方法 往復の交通はANA全日空又は東海汽船のどちらかです。チケットの入手方法は、独自で手配旅行社に依頼、インターネット、パックツアーを利用するなどいくつかの選択肢があります。八丈島までのアクセスに関してはこちらをご覧ください。
宿泊の手配 パックツアーでしたら無条件で宿泊が付いてきますが個人手配だと大変ですね^^;多くはサービスと提携している宿泊施設があるので現地サービスに予約を入れて宿を手配してもらうのがベストだと思います。サービスと提携している宿の多くは洗い場やシャワー設備などが充実しているところが多く、ダイバーに最適です。宿泊情報はこちら又、八丈島観光協会でも斡旋していますが、希望の宿が取れないことが多いです。YahooTRAVELたびゲーターで検索(東京をクリック!)してもチケット&宿泊パックがあるので参考にしてください。主にビッグホリデーなどが主催しています。 ホテル3件 八丈島ビューホテル シーパークホテル
プチホテル パークホテル 満天望 リゾートインカイなど
旅館 長戸路旅館
ペンション ビーチタイム めいららい シェルトーンなど
民宿 ろくさん荘ささお荘など通年民宿が多いです。
ダイビングサービスの選び方 ホットな情報を提供しているホームページが充実しているサービスなら間違いないと思います。個人で経営しているサービス、ホテルと提携しているサービス、古くからある老舗サービス、生物に強いサービス、専用ボートを所有しているサービス宿泊を施併設しているサービスなどそれぞれ特色があります。各サービスとも値段で差別化を図っている現状もありますが、安くてもいいサービス、高くてもいいサービスを選ぶのはお客様自身です。ただ、ガイドの質は個人差があり、八丈島を熟知している地元ガイドがいるサービスをお勧めします。私の主観的な意見ですが、2〜3年の経験しかないガイドでは本当の八丈島の海を満喫するのは難しいと思います。地形の熟知、今までの経験、潮を読む力、生物に対する知識、過去のデータなど長年の積み重ねがものを言いますよね^^特に海は・・・(^_^)
安全のために 八丈島は潮の流れが速いことで知られています。ビーチではナズマド、底土、休憩所下、マツシ根、乙千代ヶ浜、畳根など思いがけずに強い流れに遭遇してしまうことも珍しくありません。
ボートダイビングでは尚更です。
ボートからいち早く発見されるためにも必要ですし、浮上中であることを他のボートに知らせるのにも有効です。特にGWやお盆など、ボートが一カ所に集中してしまうこともあり、混雑した中ではとても安心です。
自分の身を守るためにもダイビングフロートは必ず個人で持ってダイビングをするように心がけてください。万が一のために!
   
ビーチダイビング

ポイント周辺の説明と画像
西側に8カ所、東側に2カ所、計10カ所のビーチポイントがあります。詳しくはAQUATRIPDIVINGポイントマップを参考にして下さい。カヌー揚場のスロープを利用してエントリーするポイントは、旧八重根港、乙千代ヶ浜(2カ所)ナズマド、藍ヶ江港の5カ所です。溶岩の流れた岩場を歩いて入るのがヤケンヶ浜、千畳マツシ根、あら池の3カ所、人工の桟橋を利用するのが底土三又の1カ所です。スロープエントリーで気を付けたいのは、ロープの握り方と足の動かし方、そしてエントリー&エキジットのタイミングです。 波打ち際でスタッフがフォローしてくれるサービスが少ないので細かいところへ目の行き届くガイドを付けると楽にダイビングが楽しめますよ♪QUATRIPDIVINGではお客様がエントリーエキジットしやすいように必ず波打ち際でフォローしています。岩場をエントリーする際に気を付けることはどこでフィンを履くかです。満潮と干潮ではフィンやマスクを着けるポイントが違います。細かな所まで指示を出してくれるガイドを付けると楽にエントリー出来て楽しめますよ^^
曇り止めをしたらしっかりロープを握りましょう 海の方向を向いて波を確認してゆっくりと降りて行きます。
ボートダイビング 八丈島のボートダイビングは漁協所属の漁船をチャーターすることがほとんどです。モーターボートやカヌーでのダイビングはやめましょう!エンジントラブルや転覆の危険性があり無線設備が整っていない場合もあります。現在八丈島のダイビングサービス所有の専用ボートは赤間ダイビング「明丸」波太郎「波太郎丸」 ダイビングスズミ「第5つる丸」の3件です。AQUATRIPDIVINGではボートダイビングに適した大型渡船「不動丸」と提携しています。ジャイアントストライドエントリーで海にはいるのでバックロールエントリーが怖い方には最適です。エキジットはフィンだけを脱いでボートスタッフに渡して器材とウエイトを着けたまま船上にあがるのが一般的です。
不動丸は大型のダイビングボートです デッキも広々で、船酔いしにくいのがいいですね!
ドリフトのすすめ

黒潮情報

潮汐表
八丈島のダイビングで一番の醍醐味はドリフトダイビングだと思います。アオウミガメとの遭遇はかなりの確率で、その他回遊魚系、ムロアジ、タカベ、ニザダイの群などとすれ違ったりします。根を越えるたびに次は何が出てくるか?という期待感があり、胸がワクワクします♪マーカーブイ(フロート)は個人で必ず所持するように心がけて下さい。潮の流れる方向へ気ままに移動しますが、基本的に水深15m前後の水深を溶岩が張り出した根づたいに移動していきます。このとき、根の先端当たりに潮の流れが集中していておもしろいのですが、岸寄りや沖合に根が伸びているのでジグザグに移動します。ガイドの進む方向をよく見て方向の修正をこまめに行いましょう。浮上中は安全減圧停止を行うので中性浮力はしっかり取って、ガイドが打ち上げるフロート周辺に集まるようにして下さい。八丈島では大物はボートダイビングでの確率が高いとはいえ、やはり会えればラッキーぐらいに思っていた方がいいでしょう。毎回大物が出るとは限りませんし、時の運と言うこともあります。必ず会いたいのであればパラオのブルーコーナーに行く事をお勧めします・・・(笑)
マクロなら?

お魚写真館
ビーチでもボートでもマクロ系のダイビングはいつでも出来ます。ただ、人数が多い場合は苦労しますよね^^; ガイドが生物に詳しく、見つけてくれるのを待つ方法と自力で探すのでは大きな違いがあります。出来るだけ生物に近寄ってライトアップして見ると感動が違いますよ〜♪水中ライトは必需品ですね!最近はデジカメを持ってダイビングをするダイバーの方が急増しています。ガイドが見つけてくれたときにいち早く側に近寄るのがベストです。移動中はガイドから目を離さないように心がけて下さい。自力で探し出して撮影をするときは、納得のいくまで撮影しているとおいて行かれることがあり気がきではありません。撮影終了まで安全を確認しながらちゃんと待っていてくれるガイドだと心強いですよね^^小道具として虫眼鏡と水中ライトを持って入るとさらに楽しみが広がります。100円ショップなどで手に入る虫眼鏡にストラップを付けてBCにぶら下げておくと良いと思います。私も常に虫眼鏡は携帯しています。肉眼で確認するときとデジカメでクローズアップレンズの代わりに使用することもあります。スーパーマクロ撮影はお手軽に虫眼鏡を使用するとおもしろいですよ♪(ストロボの光が回らないことがあるのでデフューザーが必需品です)
地形派だったら

八丈島ポイントマップ
ビーチでは底土三又、旧八重根港、休憩所下のアーチ、ナズマドと乙千代ヶ浜のドロップが最高です♪ボートでは有名なイデサリのアーチ、局長オアサ根のドロップ、コウラ、アカサリ、大越、船付のダイナミックな地形などが揚げられます。八丈島は溶岩が流れて出来た大小さまざまなアーチや洞窟があり、それ以外にも巨大な根がそびえ立つ地形や、一面のサンドウェーブなどを楽しむことが出来ます。有名なビーチポイントのナズマドを楽しむならこちらをご覧下さい→ナズマドの傾向と対策八丈島は西山が噴火したときに流れ出した溶岩の影響で険しい地形が多く、アーチや洞窟などが沢山あります。八丈小島へ遠征に出かけるとそのダイナミックな地形に圧倒されることでしょう。
ウミウシ探し

ウミウシ大好き!最新ページ
春夏秋冬を問わずウミウシは必ず見つかるはずです。季節や水温によって見られるウミウシは変わりますが、中には超レアなウミウシもいたりして、ウミウシファンは八丈島の奥の深い海にきっとハマる事でしょう。浅いところから深いところまで探せばかなりの種類が見つかるはずです。デジカメ初心者にとってウミウシは絶好の被写体です。 あまり動きが少ないのでじっくりと撮影することが出来、色や形の綺麗なものが多いというのも人気の要素です。一つの岩で何匹のウミウシが見つかるか?など1ダイブで楽しむウミウシ探しはファンならずともダイビングの別の楽しみ方を提供してくれると思います。是非図鑑片手にウミウシの宝庫八丈島でじっくり探してみませんか?
ウミウシギャラリーはこちら
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